
こんにちは!柴田建築企画です。
新築やリフォームで庭づくりをお考えの皆様、どのような庭をお考えですか?
緑あふれる開放的な空間は憧れますが、近年は夏の暑さが厳しく、メンテナンスやコストも気になるところですよね。
そこで今回は、庭の定番「天然芝」と近年人気上昇中の「人工芝」を、夏の暑さ対策という観点も踏まえながら、メリット・デメリットを徹底比較していきます!
天然芝
メリット
・自然な美しさ: 天然芝ならではの自然な緑は景観を美しく彩り、柔らかな香りは心を癒してくれます。
・冷却効果: 天然芝は、地面に直接日光が当たるのを遮り、地面からの照り返しを防いでくれます。また、水分を蒸発させる際に周囲の熱を奪うため天然芝は人工芝に比べて表面温度を低く保つことができます。お子様やペットにも安心ですね。
・足触りの良さ: ふかふかの芝生の上を裸足で歩くのは、何とも言えない心地よさがあります。
デメリット
・メンテナンスの手間: 定期的な芝刈り、肥料やり、雑草取りなど、こまめなメンテナンスが必要です。特に夏場の水やりは頻繁に行う必要があります。
・初期費用と維持費: 初期の敷設費用は人工芝と比較して低い場合がありますが、メンテナンスに必要な道具や肥料などの費用がかかります。
・日当たりの影響: 日当たりの悪い場所では生育が悪く、枯れてしまうこともあります。
・冬場の管理: 種類によっては冬場に枯れてしまうため、冬越し対策が必要です。
人工芝
メリット
・メンテナンスの手軽さ: 芝刈りや水やり、雑草取りなどの手間がほとんどかかりません。
・一年中緑をキープ: 季節や天候に左右されず、一年中美しい緑を保つことができます。
・初期費用のみ: 設置費用はかかりますが、ランニングコストはほとんどかかりません。
・場所を選ばない: 日当たりの悪い場所でも設置できます。
・耐久性: 耐久性に優れており、長期間使用することができます。
デメリット
・自然感の不足: 近年では非常にリアルな人工芝も増えています。それでも、天然芝の柔らかさや香りを完全に再現するのは難しいです。
・冷却効果の低さ: 天然芝に比べると冷却効果は低く、夏場は表面温度が上昇しやすくなりますので、夏にお子様やペットを遊ばせる場合は注意が必要です。最近では遮熱効果のある人工芝も販売されています。
・初期費用: 天然芝に比べ、初期費用が高くなる傾向があります。
・排水性に注意:製品や施工方法、施工場所によっては、水はけが悪く水たまりができてしまうことも。
夏の暑さ対策を考慮した選び方
夏の暑さ対策という点では、天然芝は自然の力で涼しい空間を作れる一方、メンテナンスやこまめな水やりが必要になるなど、メリット・デメリットどちらも存在します。
人工芝は、メンテナンスの手軽さが魅力ですが、熱がこもりやすい点に注意が必要です。
近年では、暑さ対策を施した高機能な人工芝も登場しています。
お客様のライフスタイルやニーズに合わせて、最適な選択をすることが大切です。
そしてもうひとつ…

柴田建築企画の社長宅は、天然芝を敷いて18年後に天然芝をはがすリフォームをいたしました。
雑草の中でも対処に手間がかかるスギナの種?が飛んできてしまったようです。
数年はがんばって草取りをしていましたが、スギナは根が深く手に負えない状況に…
自宅周辺の環境も考慮して決めることをおすすめします!
柴田建築企画は、これからもお客様が安心して暮らせる住まい作りをお手伝いできるよう努めてまいります。
今後とも、柴田建築企画をよろしくお願いいたします。