
こんにちは!柴田建築企画です。
今回は、住宅の新築やリフォームの際に考慮すべき窓まわりのアイテムについてお話ししたいと思います。
せっかくの新築住宅、こだわりのリフォーム。窓から入る光や景色は、住まいの印象を大きく左右します。
窓辺を彩る様々なアイテムをそれぞれの特徴やメリット・デメリットと合わせてご紹介いたします。
1.定番の安心感!カーテン
窓装飾の定番といえばカーテン。豊富なデザイン・素材・価格帯から選べるのが魅力です。
厚手の生地を選べば遮光性・断熱性にも優れ、プライベート空間を守りつつ快適な室温を保てます。
メリット
- バリエーション:デザイン・素材・価格の選択肢が豊富
- 遮光性・断熱性:優れたものが多い。
- メンテナンス:洗濯・クリーニング可能なものが多いので清潔に保てます。
- 遮光性や断熱性:バリエーションが多い分、生地の選び方に大きく依存する。
- メンテナンス:生地によっては埃が溜まりやすく、定期的な洗濯やクリーニングが必要になります。
2.スタイリッシュな印象!ブラインド

スラット(羽根)の角度を調整することで、光や視線の調整が自在にできるブラインド。アルミ製・木製など素材も様々で、スタイリッシュな空間を演出できます。
メリット
- 調光性: 羽根の角度を調整することで、光の量を細かくコントロールできます。
- デザイン性: スタイリッシュでモダンな印象
- 掃除: ホコリを払いやすく、手入れが簡単
デメリット
- 遮光性: 羽根の隙間から光が漏れるため、完全な遮光は難しい。
- 断熱性: カーテンに比べて断熱性は低い。
- 音: 風などで羽根が揺れると音が気になる場合があります。
- 価格: 素材によっては高価になります。
3.シンプルで機能的!ロールスクリーン

スクリーンを巻き上げて開閉するロールスクリーンは、シンプルでスッキリとした印象を与えます。操作も簡単で、場所を取りません。
メリット
- 省スペース: コンパクトに収納でき、場所を取りません。
- デザイン性: シンプルで様々なインテリアに合わせやすい。
- 操作性: スムーズな昇降で、開閉が簡単です。
- 遮光性: 遮光生地を選べば、高い遮光性を実現できます。
デメリット
- デザイン性: カーテンに比べてデザインの種類が少ない。
- 素材: 素材によっては、汚れが目立ちやすい。
- 遮光性:生地によります。
- 断熱性:生地によります。
4.柔らかな光を演出!プリーツスクリーン

プリーツ状に折り畳まれたスクリーンが、柔らかな光を取り込みます。和室にも洋室にも馴染むのが魅力です。
メリット
- デザイン性: 和紙のような風合いで、和モダンな空間にも調和します。
- 調光性: 上下開閉式で、光の取り込み方を調整できます。
- 省スペース: コンパクトに収納でき、場所を取りません。
デメリット
- 手入れ: プリーツの隙間にホコリがたまりやすく、手入れがやや面倒。
- 耐久性: 強く引っ張ると破れる可能性があります。
- 価格: 比較的高価なものが多い。
5.高い断熱性で快適空間!ハニカムスクリーン

蜂の巣状の構造を持つハニカムスクリーンは、空気層を作ることで高い断熱性を発揮します。
メリット
- 省エネ:断熱性・保温性に優れており、省エネ効果が期待できます。
- 遮音効果:ハニカム構造により外部の騒音を軽減する効果があります。
デメリット
- デザイン性: 他のアイテムに比べてデザインの種類が少ない。
- 価格: 比較的高価なものが多い。
- 手入れ: ハニカム構造の中にホコリがたまりやすい。
- 扱い:ハニカム構造の形が特殊なので、扱い方に注意が必要。
6.おしゃれな雰囲気!シェード

布製で柔らかな印象のシェードは、様々なデザインや柄があり、お部屋をおしゃれに演出してくれます。
メリット
- 調光性:上下の調整がしやすく、光の入る量を細かくコントロール可能。
- デザイン性:デザインが豊富で、部屋のアクセントとして活用できます。
- 遮光性::生地によります。
デメリット
- 場所を取る: 上部に生地がたまるため、ある程度のスペースが必要。
- 価格: カーテンに比べて高価になる傾向があります。
- 手入れ: 洗濯が難しい場合があります。
7.和の趣で光を優しく演出!障子

趣のある障子は、お部屋を優しい光で満たし、やすらぎの空間を演出します。デザイン性も高く、和モダンな空間にも最適です。
メリット
- 雰囲気:和風の落ち着いた雰囲気を演出できます。和室だけでなく、洋室に取り付けても和モダンな空間を作り出すことができます。
- 採光性: 障子は光を拡散するため、柔らかな自然光を取り入れることができます。
- デザイン性: 障子紙の種類やデザイン、組子のデザインによって、様々な表情を楽しむことができます。
- 交換の容易さ:障子紙の貼り替えは比較的簡単で、自分で行う事ができます。
デメリット
- 耐久性: 障子紙は破れやすく、定期的な貼り替えが必要です。ペットや小さなお子様がいる家庭では特に注意が必要です。紙製なので火に弱く、火気近くに設置する際は特に注意が必要です。最近では、強化障子紙など耐久性を高めた製品も出ていますが、ガラスに比べると耐久性は劣ります。
- 遮光性: 障子は光を通すため、遮光性はあまり高くありません。夜間は室内が透けて見えてしまうので、周囲の環境を考慮したうえで設置を検討しましょう。
- 紫外線による劣化:長期間直射日光に当たると、障子が黄変したり劣化したりすることがあります。
まとめ
窓周りのアイテム選びは、デザイン性だけでなく、機能性や手入れのしやすさも考慮することが大切です。
柴田建築企画では、お客様のご要望に合わせた最適な窓周りのアイテムをご提案しております。家の性能だけでなく、快適性やデザイン性も兼ね備えた空間づくりを目指しましょう。
今後とも、柴田建築企画をよろしくお願いいたします。