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斜面地に建てる家:メリットとデメリットを徹底解説!

2025年4月18日

昨年の夏にお引渡しさせていただいたお宅が斜面地でのご新築でした。

斜面地という特殊な状況でプランも見積りも何度もやり直しをしました。

設計から施工までとても大変だったのですがやりがいもあり難題に挑戦しているというのが楽しくて仕方なかったのです。

いま、お客様がお住まいになりとてもご満足いただいているといううれしいお言葉をいただき難題をクリアできたのだと実感し感無量です。

ということで今回は
「憧れのマイホーム、でも建築地が斜面…大丈夫?」

住宅を建築する際には、地形や周囲の環境を考慮することが非常に重要です。

住宅の建築地が斜面の場合、独特の魅力や課題を持っており、設計や施工に関するさまざまな考慮が必要です。

この記事では、斜面地に建てる家のメリットとデメリットを具体的に解説し、あなたにとって最適な選択ができるようサポートします。

【メリット】

眺望の良さ
斜面地の最大の魅力は、素晴らしい眺望です。

傾斜のある場所に建てることで、周囲の景観を一望することができ、特に山や海など自然に囲まれた場所では、暮らしを豊かにする要素となります。

大きな窓やバルコニーを設けることで、さらに景観を楽しむことができます。

プライバシーの確保 
斜面地の場合は、周囲からの視線を遮りやすく、プライバシーを確保しやすいというメリットがあります。

特に、道路から一段上がった位置に建てる場合は、より一層プライベート空間を確保できます。

独自性とデザイン性への挑戦 
斜面地ならではの不規則な形状を活かした建築デザインは、他にはない唯一無二の建物を生み出すチャンスとなります。

建築家と協力してオリジナルなプランを練ることで、個性的で印象に残る住まいを創出することが可能です。

採光と通風
斜面の向きや傾斜を工夫すると、自然光を効率的に取り込むことができ、夏は風通しが良く、冬は低い角度から暖かな日差しを取り入れることができる場合があります。

これにより、エネルギー効率の高い住まいを実現するための設計がしやすくなります。

【デメリット】

建築コストの増加 
斜面地は平地よりも建築コストがかかることが多いです。

地盤の安定性を確保するために、地盤改良工事が必要になる場合があり、基礎工事も複雑になるため、追加費用が発生します。

また、傾斜に合わせた設計や施工も、平地よりも難易度が高いため、人件費も高くなる傾向にあります。

資金計画をしっかりと立て、余裕を持った予算を確保するようにしましょう。

土地の造成費用

斜面地の場合は、家を建てる前に土地の造成が必要となる場合があります。

造成には、切土や盛土、擁壁工事などが含まれ、これらの費用も建築コストに加算されます。

造成の規模や地形によって費用は大きく変わるため、事前にしっかりと見積もりを取るようにしましょう。

雨水対策の必要性 
斜面地は、雨水が流れ込みやすく、浸水のリスクも高まります。

そのため、適切な排水対策が必須です。

排水路の設置や雨水貯留施設の設置など、雨水対策にかかる費用も考慮する必要があります。

半地下などベタ基礎のスラブ(床版)が地中になる場合は土を留めている壁の外側には必ず防水が必要です。

アクセスや利便性の問題 
斜面地は、道路や駐車場の設計に工夫が必要となり、場合によってはアクセスが不便になる可能性があります。

住民の生活に直結するアクセス面での制約は、買い物や通勤、緊急時の対応などに影響を及ぼすため、事前に十分な調査と計画が求められます。

まとめ

斜面地の住宅建築は、専門的な知識と技術が必要になります。

そのため、経験豊富な建築士と連携し、設計から施工までをトータルでサポートしてもらうことが大切です。

柴田建築企画は、斜面地の特性を理解した上で、安全で快適な住空間を設計いたします。

鉄筋コンクリート造についての知識も経験も持っています。

建物基礎や車庫などの鉄筋コンクリート構造部分を擁壁として計画するなど建築士ならではのプランが可能です。

是非私どもにご相談いただき、自分のライフスタイルや予算に合った最適なプランを見つけましょう。

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