
柴田建築企画のHPにSUWELLTE 2&4というブランドをラインナップしています。
SUWELLTE 2&4の2&4は2輪と4輪をあらわしています。

毎年3月に開催される鈴鹿サーキットのイベントで国内2輪&4輪トップカテゴリーの開幕戦「SUZUKA2&4RACE」がネーミングの由来です。
このレースを見に行くとバイクのレースも車のレースも見られてとてもわくわくするのでそのわくわく感をガレージ付住宅に重ね合わせてネーミングしました。
鈴鹿や富士へレース観戦に行くほど4輪が好きだったのですが、年齢を重ね自分の体でスポーツをするのもそろそろ限界と感じた10年ほど前、若いころ乗れなかったバイクに乗りたくなり調べたところ、なんと自動車学校で大型二輪免許を取得できるではありませんか。(注.私が若いころ大型二輪免許は運転免許試験場での一発試験でハードルがとても高かった)
仕事もそこそこにせっせと自動車学校に通い2週間で念願の大型二輪免許を取得、私自身も2&4の人となったわけです。
そんな私ですから乗り物好きのコミュニティにいるためかガレージを備えた家を建てたいというお客様からご依頼いただくことが多くありました。
色々なパターンのガレージ付住宅を建てさせていただきましたのでこれから建てられる方の参考になればいいなと思い私が設計・施工して気づいたことなどを時々紹介していきたいと思います。
先ずはどんなパターンのガレージ付住宅があるのかですが、なぜあえてここで「ガレージ付」と言っているかというとガレージのスタイルにもいろいろあるからです。
大きく分けて2つに分かれます。
家の中に車やバイクを入れるタイプ、家とは別棟で建てる独立タイプです
今回は独立タイプについて

もともと家がありあとから別棟を建てるのでガレージ+収納や趣味の空間として母屋に不足したものを補うということも可能になります。
独立タイプはスチールのプレハブ(あえてメーカー名を出すとイナバ物置・ヨドコウ・カクイチなど)がコストを最も押えられ大多数を占めます。意匠性や居住性よりも風雨にさらさず安全に保管することが主な目的になります。
他の独立タイプではキットガレージも人気があるようです。
規格化されたキットなので意匠性が高く価格はフルオーダーの注文ガレージに比べ押えられます。
2×4のキットが多いようでアメリカンでおしゃれな外観のものが多いです。アメリカですとDIYで作ってしまう方もいらっしゃるようです。
私のお客様で実際にキットを購入し基礎をプロに作ってもらいご自分で組み立てようとした方は、やはりご自分では組み立てられないとなり大工さんにお願いした、ということもありました。
キットだからと言って建築工事の知識がない方が組み立てをするのは容易ではないようです。
ご自分の思うようにご要望を叶えるという点ではオーダーの注文ガレージがやはり一番かと思います。大きさ、デザイン、機能性 こだわりの全てを盛り込むことができ満足度は間違いなく№1です。費用は最もかかってしまいますがオーナーのライフスタイルに合わせたデザイン・機能性を持った趣味の空間としては間違いなく最高峰になることでしょう。
注意しないといけないこととして、これらの独立タイプの建物は(敷地内にすでに建築物が 建築されている場合)増築しようとする建物の床面積が 10 ㎡ を超える場合は建築確認申請が必要となります。
これはスチールのプレハブ車庫の場合も同じです。建築基準法に適合する建物としなくてはなりません。
どのタイプのガレージでもオーナー様は、DIYで内装や外装をカスタマイズしオリジナリティを加えガレージライフを楽しんでいらっしゃいます。
大好きな2&4との空間でいかに楽しく過ごせるようにするかが2&4ライフのクオリティを上げるポイントですね。
柴田建築企画ではどのタイプのガレージでも設計から施工まで対応することができます。
同じ趣味を持つ方とお話しできるのはとても楽しみです。ぜひご相談ください。